結婚式を終えたあと、緊張をほどくように海を見に行きました。
白い砂浜と澄んだ水面、風に揺れるヤシの葉。そのどれもが「沖縄に来たんだ」と実感させてくれる瞬間でした。
今回は、何度も沖縄に訪れている私が、沖縄本島で実際に訪れてよかったおすすめビーチ3選をご紹介します。
リゾート気分を味わいたい方にも、静かに過ごしたい方にもぴったりなスポットばかりです。
① 古宇利ビーチ(今帰仁村)——恋の島で過ごす、特別なひととき

「恋の島」として知られる古宇利島(こうりじま)。
その象徴ともいえる古宇利大橋を渡る瞬間は、息をのむほど美しいです。
どこまでも透き通るエメラルドグリーンの海の上をドライブしていると、まるで空を走っているような感覚になります。
橋を渡ってすぐの場所にあるのが「古宇利ビーチ」。
透明度の高い遠浅の海と白い砂浜が広がり、観光客にも地元の人にも愛されている場所です。
売店やシャワー、駐車場も整っているので、ふらっと立ち寄るにもぴったり(現金のみが多いので注意)。私たちが訪れたときは家族連れも多く、小さなお子様も安心して遊んでいました。観光客も多く活気のあるビーチでした。
カップルで訪れるなら、夕暮れ時がおすすめです。
橋をオレンジ色に染めながら沈む太陽が、まるで映画のワンシーンのようにロマンチック。
旅の思い出をそっと優しく包み込んでくれる、そんな場所です。
🌺おすすめポイント
・古宇利大橋の絶景を望める人気ビーチ
・本島から車で行ける島
・夕方のサンセットが格別に美しい
② ニライビーチ(読谷村)——静かに心を休めたい人へ

もしあなたが「人が少なくて落ち着けるビーチがいい」と思うなら、ニライビーチがぴったりです。
読谷村にある「ホテル日航アリビラ」の目の前に広がる天然ビーチで、宿泊者以外でも利用できます。
砂浜はさらさらで、波は穏やか。
潮の満ち引きによって姿を変えるサンゴ礁のリーフが美しく、
晴れた日には水中まで光が届くほど透明度があります。
私が訪れた日は少し曇りでしたが、それでも海の色は深く優しいブルー。
観光客の少ない時間帯には、風と波の音だけが響いていました。
その静けさの中に身を置くと、まるで心がリセットされるよう。
読書をしたり、カメラを構えたり、ただ空を眺めているだけでも特別な時間になります。
派手さよりも“穏やかさ”を求める人に、ぜひ訪れてほしいビーチです。
🌴おすすめポイント
・落ち着いた雰囲気で静かに過ごせる
・リゾートホテル前ながら宿泊者以外も利用OK
・サンセットタイムの光がとても幻想的
③ 瀬底ビーチ(本部町)——透明度No.1の隠れた名所

沖縄美ら海水族館から車で約15分。
本島北部・瀬底島(せそこじま)にある瀬底ビーチは、地元でも評判の「透明度No.1ビーチ」です。
瀬底大橋を渡るとすぐに見えてくる海の青さに、思わず声を上げてしまうほど。
砂はさらさらで真っ白。海の中では、魚たちが間近に泳ぐ姿も見られます。
遠浅で波も穏やかなので、シュノーケリング初心者でも安心。ダイビングスポットにもなっています。
設備も整っており、シャワー・ロッカー・パラソルのレンタルも完備。
駐車場も広く、家族連れやカップルにも人気があります。
アクティビティプランも充実しておりバナナボートやパラセーリングまで楽しむことができます。当日予約もできるため、天気を見てからの予約ができるのは嬉しいポイント。
🌊おすすめポイント
・透明度の高さは本島トップクラス
・設備充実で快適に過ごせる
・橋からのドライブ景色も絶景
終わりに——本島の海にも“忘れられない青”がある
宮古島や石垣島が注目されがちですが、沖縄本島にも心に残る美しい海はたくさんあります。
青の濃淡が場所ごとに違い、時間帯によっても表情を変える——
そんな多彩な魅力が本島ビーチの醍醐味です。
結婚式を終え、緊張していた心を癒すように波打ち際を歩いたあの日。
風が頬を撫で、潮の香りが胸いっぱいに広がりました。
「またこの海に帰ってこよう」——そう思わせてくれたのが、沖縄本島の海でした。
あなたの旅にも、どうか特別な“青の記憶”が残りますように。


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