
石垣島は、八重山諸島の玄関口。
周囲には、離島ならではの穏やかな時間と、美しい自然がそのまま残る島々があります。
それぞれの島が異なる個性を持ち、訪れる人の心に特別な余韻を残します。
ここでは、旅のスタイルに合わせて選びたい 石垣島発のおすすめ離島4選 を詳しくご紹介します。
① 竹富島(たけとみじま)

💠見どころ
竹富島は、昔ながらの沖縄の姿を今に残す美しい島。
白砂の小道と赤瓦の屋根が続き、ブーゲンビリアが風に揺れるその風景は、まるで絵の中に迷い込んだよう。
集落を巡る水牛車観光や、星砂が見つかる カイジ浜、海水浴に最適な コンドイ浜 が人気です。平坦な島をのんびりと歩くのもいいし、サイクリングで島中をまわるのも気持ちがいいです。水牛車にゆられながら、集落をまわるのもこの島ならでは。
🏖おすすめビーチ
- コンドイ浜:竹富島で唯一泳げる場所。遠浅で子ども連れにも安心。
- カイジ浜:星の形をした砂がある“星砂の浜”。
アクセス
石垣港からフェリーで約10分。
定期便が1日10本以上あり、日帰りも気軽に可能。
おすすめ宿泊
- 竹富島ゲストハウス&ジュテーム(アットホームで一人旅にも人気)
- 星のや竹富島(高級リゾート。静けさと上質な時間を楽しみたい方に)
② 小浜島(こはまじま)

💠見どころ
NHKドラマ『ちゅらさん』の舞台としても知られる小浜島。
ゆるやかに続くサトウキビ畑、どこまでも続く水平線──。
忙しい日常から少し離れて、ただ風を感じて過ごしたくなる場所です。何もしない贅沢を味わうリゾートアイランド。
🏖おすすめビーチ
- トゥマールビーチ:遠浅で静かなビーチ。
- 細崎(くばさき)海岸:石垣島を望む夕暮れが美しい。
アクセス
石垣港からフェリーで約25〜30分。
日帰りも可能ですが、1泊して星空と朝焼けをゆっくり味わうのがおすすめ。
おすすめ宿泊
- はいむるぶし:大自然とリゾートが融合した人気ホテル。
- リゾナーレ小浜島:おしゃれなヴィラタイプ。ハネムーンにもぴったり。
③ 黒島(くろしま)

💠見どころ
人口よりも牛の数が多い“牛の島”。手つかずの自然と、どこまでも続く牧場風景が魅力です。ハートアイランド”と呼ばれるのどかな島。島内を自転車で一周しても約1時間。人も少なく、心からリラックスできる時間を過ごせます。
🏖おすすめビーチ
- 仲本海岸:サンゴ礁に囲まれた天然プールのような海。流れが早いので泳ぐときは干潮の時だけにしましょう
- 伊古桟橋:まっすぐ伸びる桟橋から眺める海が絶景。
アクセス
石垣港からフェリーで約30分。
便数が限られるため、事前に時刻表を確認しておくと安心です。
おすすめ宿泊
- 民宿のどか:家庭的で料理が評判
- くろしま旅館:自転車付きプランあり
④ 波照間島(はてるまじま)

💠見どころ
日本最南端の有人島、波照間島。
ここで見る「波照間ブルー」は、言葉では言い表せないほどの青。
空と海の境目がわからなくなるほど澄み切った世界に、誰もが息をのむでしょう。
夜は満天の星空が広がり、条件が良ければ 南十字星 も見られます。
まさに“昼も夜も美しい島”。
波照間島に魅了された方数多く、フェリーで1時間〜2時間近くかかりますが行く価値のある島です。
🏖おすすめビーチ
- ニシ浜(北浜):波照間ブルーを象徴する絶景ビーチ。
- ペー浜:観光客が少なく、静かに過ごしたい方におすすめ。
⛴アクセス
石垣港から高速船で約1時間半。あまり乗り物酔いをしない方でも酔い止めは必須です。
天候によって欠航することも多いため、日帰りの方は天候を要チェック。
🏨おすすめ宿泊
- ゲストハウスNami:アットホームで交流が生まれやすい
- ペンション最南端:目の前にニシ浜が広がる好立地
まとめ:島ごとに違う「青」と「時間」を感じて
八重山の海は、島ごとに色が違う。
穏やかな青、深い青、透き通る青──。
それぞれの島が、自分だけの“静かな時間”を見せてくれます。
石垣島から少し足を伸ばせば、そこには
「また帰ってきたい」と思わせるような、忘れがたい景色が待っています。

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