青い海と空に囲まれて、自然の中で愛を誓う——
そんなロマンチックなリゾート婚が叶う沖縄は、近年とても人気のある結婚式の場所です。
私自身も実際に沖縄で挙式を経験しましたが、準備を進めていく中で「想像と違った」「これは事前に知りたかった…!」と感じることも多々ありました。
そこで今回は、沖縄ウェディングを検討している花嫁さんやカップルに向けて、結婚式を挙げて気づいた“注意点・デメリット”を、体験談を交えながら詳しくご紹介します。
「夢が壊れる…」という話ではなく、「現実を知って納得して選べば、沖縄婚は本当に最高!」ということをお伝えできればと思います。
1. ゲストの負担が大きい

沖縄での結婚式は「非日常感」が魅力ですが、ゲストにとっては遠方であり、アクセスや費用面での負担があるのが現実です。特にご年配のご親族や小さなお子さま連れのゲストにとっては、飛行機の移動や宿泊は大きなハードルとなります。
実際にあったこと
- 祖母に来てもらいたかったけど、飛行機の長距離移動が体調面で不安で断念
- 小さな子供のいる義姉が「旅行も兼ねて楽しみ!」と言ってくれたけど、現地では大変そうだった
対策・工夫
- 【1】早めの案内と航空券情報の共有
→ 早割を使えば航空券は格安になります。招待はなるべく4〜5か月前に。 - 【2】宿泊先の案内や一括手配
→ 提携ホテルやパッケージツアーを紹介するだけでも安心感があります。 - 【3】ご祝儀辞退のスタンスも検討
→ ご祝儀の代わりに「旅費の自己負担をお願いする形」でバランスをとる方もいます。
2. 天候に左右されやすい

沖縄の結婚式はガーデン挙式やビーチフォトなど「自然を活かした演出」が魅力。ですが、当然ながら天候に大きく左右されます。特に6月の梅雨時期、8月~9月の台風シーズンは、数日前まで天気が読めません。
私の体験
私が挙式したのは4月。ちょうど海開き直後で天候も安定していましたが、前日は暗い雲が分厚い空でハラハラしました。当日はなんとか晴れましたが風が強く、ビーチでの撮影時は常に髪型をお直ししてもらっていました。ちなみに翌日は1日土砂降りでした。。運任せとしか言えないですが、お天気は当日まで心配でした。
対策・工夫
- 【1】雨天時の代替プランを必ず確認
→ 屋内チャペルの雰囲気や写真映えも事前にチェックしておくと安心。 - 【2】乾季・台風シーズンを避ける
→ ベストシーズンは3月〜4月、10月〜11月です。 - 【3】フォトプランとスケジュールに余裕を持たせる
→ 撮影日を前後にずらせるよう2泊以上の滞在がおすすめです。
3. 打ち合わせがオンライン中心になる

沖縄での挙式は現地スタッフが進行をサポートしてくれますが、打ち合わせの多くはオンラインや電話中心。細かいニュアンスが伝わりづらく、「イメージと違った!」ということも。
実際に感じたこと
- 「テーブル装花の色合い」や「入場タイミング」など細部の意思疎通が難しい
- プランナーさんとの相性がわかるまでに時間がかかった
- 理想の髪型は写真でイメージを共有しましたが、当日のセットは少しイメージと違いました
対策・工夫
- 【1】信頼できるプロデュース会社を選ぶ
→ 写真実績が豊富で対応が丁寧な会社はやはり安心。 - 【2】共有ツールを活用する
→ PinterestやGoogleドライブなどで、イメージ画像を共有するとスムーズ。 - 【3】可能なら現地見学を
→ 1回でも会場を見ておくと安心感が段違いです。
4. 招待できる人数が限られる

ゲストの移動や予算の関係で、どうしても招待人数は絞られる傾向にあります。多くの沖縄挙式は「家族婚」や「親しい友人のみ」の小規模婚となり、地元での披露宴とは雰囲気が異なります。
体験談
私たちも当初は友人も呼ぶ予定でしたが、最終的には家族だけの10名に。参加できなかった友人たちから「写真いっぱい送ってね!」と言ってもらえて救われました。
対策・工夫
- 【1】後日アフターパーティーを企画する
→ 地元でカジュアルなお披露目会をする方も多いです。 - 【2】配信や動画を活用する
→ ライブ配信やムービーを共有すれば、遠方のゲストとも感動を分かち合えます。
5. 見積もりより費用がかかることも

沖縄婚は「安い」と思われがちですが、旅費や宿泊費、オプションの追加などで最終的に高くなるケースも。見積もりを見た時点では安く見えても、演出やアイテムの追加で金額が跳ね上がることもあるので注意です。
私の場合
最初の見積もりは約150万円。でも実際は、動画やドレス、オプションなど追加で250万円ほどに。外注の活用などを知らなかったので、このブログがあればコストはもっと抑えられていたと思います。
対策・工夫
- 【1】費用の優先順位を明確にする
→ 写真やドレスにお金をかけて、装花はシンプルに、などの工夫で調整。 - 【2】持ち込みOKな業者を選ぶ
→ ドレス・カメラマン・小物などを外部から持ち込むとコストカット可能。 - 【3】複数のプロデュース会社を比較検討
→ 同じプランでも内容が微妙に違うことがあるので要チェックです。
🌺まとめ|デメリットも含めて「自分たちらしい」結婚式を
沖縄での結婚式は、非日常の中で愛を誓える最高のロケーションです。
ただし、現地での準備やゲストへの配慮など、「距離」があるからこその課題も少なくありません。
だからこそ、しっかり情報収集し、リアルな部分も知ったうえで選ぶことが何より大切です。
デメリット=悪いこと、ではありません。
「何を大切にしたいか」「どこにこだわるか」を明確にしておくことで、後悔のない、心から満足できる結婚式になりますよ🌿
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