本島とは違う、深く澄んだ青。
それが「宮古ブルー」と呼ばれる、宮古島の海の魅力です。
私は、結婚式を終えたあとに新婚旅行で宮古島を訪れました。そこには、どこを見てもため息が出るほどの絶景が広がっていました。
今回は、実際に訪れてよかった宮古島のおすすめビーチ2選+シュノーケリングで感動した八重干瀬ツアーをご紹介します。
どの海も、それぞれの「青」が心に残る場所です。
① 与那覇前浜ビーチ——“東洋一美しい”と言われる海

まずご紹介したいのは、やはり定番中の定番「与那覇前浜(よなはまえはま)ビーチ」。
7kmも続く真っ白な砂浜と、どこまでも透明な遠浅の海。
「東洋一美しい」と言われるその景観は、写真で見ても伝わらないほどの輝きを放っています。
私が訪れた日は快晴。太陽の光が砂に反射して、まるで海全体が光っているようでした。
歩くたびに砂がきゅっ、きゅっと音を立て、足元の水面には空の青が映り込みます。
何も考えずにただ立っているだけで、日常の疲れがすっと溶けていくようでした。
前浜は遠浅で波も穏やかなので、泳ぎが得意でなくても安心。4月の海開き直後でしたが泳いでいる方もちらほら居られました。
レンタルパラソルやマリンアクティビティも揃っており、手ぶらでも十分楽しめます。
人が少ない朝の時間帯に訪れると、静かな波音とともに、海を独り占めしているような贅沢を味わえます。
🌺おすすめポイント
・透明度と白砂の美しさは宮古島随一
・アクセス良好(市街地から車で約15分)
・朝の光で撮る写真が最も美しい
② 新城(あらぐすく)海岸——魚たちと出会える天然の水族館
次におすすめしたいのは、「新城海岸(あらぐすくかいがん)」。
ここは、シュノーケリング初心者にぴったりの天然ビーチです。
海に入るとすぐ、カラフルな熱帯魚が目の前を泳ぎます。
装備をしっかりつけなくても浅瀬から魚が見られるため、ファミリーにも人気。
私もここで初めて、青と黄色のカラフルな魚が群れをなして泳ぐ光景を見て、思わず声をあげてしまいました。
ビーチには地元の方が運営するレンタルショップや軽食スタンドがあり、
機材の貸し出しや安全アドバイスもしてもらえます。
海の中はまるで小さな水族館。
ふと顔を上げると、遠くに見えるエメラルドの水平線と青空がひとつにつながっていました。
🐠おすすめポイント
・シュノーケル初心者でも魚を見られる!
・地元スタッフが常駐しており安全
・遠浅で透明度が高く、写真映えも抜群
③ 八重干瀬(やびじ)シュノーケリングツアー——人生で一度は潜りたい「幻の珊瑚礁」
そして何より印象に残っているのが、八重干瀬(やびじ)シュノーケリングツアーです。
宮古島の北に広がる八重干瀬は、日本最大級のサンゴ礁群。
ボートで島を離れると、次第に海の色が変わっていきます。
エメラルドグリーンから、深く澄んだコバルトブルーへ。
太陽の光が海の中まで届き、サンゴ礁がまるで光っているように見えました。
ガイドさんの合図で海に潜ると、そこはもう別世界。
黄色、紫、オレンジ……さまざまな色のサンゴが広がり、魚たちが自由に泳ぎ回っています。
呼吸音だけが響き、まるで地球を覗いているような非日常的な感覚。ツアーでは3箇所ほどシュノーケリングポイントに連れて行ってもらい大満足のツアーでした。
帰りの船で潮風に吹かれながら、
「この海の青さを忘れたくない」と思いました。
写真では伝わらない、“見るというより感じる青”。
宮古島を訪れるなら、このツアーはぜひ体験してほしいです。こんな写真を撮ってもらいました〜

🌊おすすめポイント
・宮古島北部から出発するボートツアー(所要約3〜4時間)
・サンゴ礁の密度・透明度ともに日本トップクラス
・天候や潮位によっては“干出した珊瑚の島”が見られることも!
終わりに——宮古ブルーは、記憶の奥に残る色
宮古島の海は、ただ「綺麗」では言い表せないほどの力を持っています。
光の反射、潮の香り、足元の砂の感触。
すべてがひとつになって、心をやさしく包んでくれる。
旅を終えてからも、あの青はずっと胸の中で輝き続けています。
与那覇前浜の穏やかさも、新城のにぎやかさも、八重干瀬の静寂も。
どれも違う表情で「宮古ブルー」を教えてくれました。
もしあなたがまだ宮古島の海を知らないなら、ぜひ一度、その青を見に行ってください。
きっと、あなたの記憶にも忘れられない色が残るはずです。


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